Entwives' Garden

2005年秋から始めた庭づくりの記録。

蒔かぬ種

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雨。日暮れ時に降り止む。
駐車スペースの草目地、ジャノヒゲの間に咲いているのはネモフィラ‘ペニーブラック’。
年が明けて草目地の雑草抜きをしているときに、その芽を見つけたので、抜かずに放っておいたのだ。

ネモフィラは、明るい空色の‘インシグニスブルー’が大好きで、例年種から育てている。
白い‘スノーストーム’も、濃い青色の斑点が面白いマクラータも育てたことがある。
昨秋は種まきが全くできなかったけれど、きっとどれかのこぼれ種がまぎれていたに違いない。
ジャノヒゲを植え込んだ折にコンテナの古土を使ったのだから。

そう思っていたのに、GW頃から咲き出したのはペニーブラック。
何に合わせたらいいか決めかねて、手を出したことがなかった黒花だ。
近所一帯にも咲かせているお宅はない。

なぜ君はそこに居るのだ?

雪に埋まったり、たまに車に踏まれたりもしながら、よくぞ咲いてくれた。
隣のジャノヒゲともよく似合っている。