Entwives' Garden

2005年秋から始めた庭づくりの記録。

花の名前

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今日は天気予報どおりの冷え込み。日差しのほとんどない曇り空で、何か作業ができるかとちょっと庭に出てみたけれど、身体に悪そうだと判断してさっさと家に引きこもり・・。


さて、花(植物)の名前って、たくさんあって面白いけど難しい。和名・学名に、園芸品種には英名・品種名・流通名もあるし、野草や樹木だと方言も。

難しいことは抜きにして、私が気に入っている花の名前は、まず、パンジーの‘エクリプス’
黒っぽいアズキ色の花弁に白い糸覆輪の花が大好きで、種からも育てたことがある。
品種名の意味がわからなかったので、もしかしたら英語?と思って適当に英和辞典にあたってみたら「eclipse:(太陽や月の)食」というのを見つけた。なるほど‘日食’、ぴったりの名前だとちょっと感動してしまった。

それからホスタの‘ハルシオン
青みがかった緑色の葉がなんともいえず美しいギボウシ
ハルシオンといったら薬(睡眠導入剤)の名前しか知らなかったので、これも英和辞典を見てみたら「halcyon:かわせみ、静かな・穏やかな、楽しい・のん気な」という意味があった。ホスタの名前は「かわせみ」から、薬の名前は「穏やかな」という意味から取ったのかな、と勝手に想像している。

ついでに、鴻上尚史さん作のお芝居で「ハルシオン・デイズ」という素敵な作品があって、舞台を見て感動しつつも「睡眠薬の日々? なんで??」とタイトルに疑問を持っていた私はものすごくおバカだった。
‘halcyon days’とは、冬至前後の天候の穏やかな期間のことで、平穏の時期とか平和な時代という意味があるとのこと。高校生の頃から使っている古~い英和辞典に教えられたのだった・・。


↑英語がわかる人にとってはどうってことないことばかりデスね・・・(-_-;)


写真は去年の春の野の花
1枚目:多分クサノオウ(古い広辞苑によると表記は「草の王」)
 ケシ科。名前の由来には諸説あるらしい。薬にもなるが猛毒なのだそうで、梨木香歩著『西の魔女が死んだ』の中で印象的に登場する植物。2007年2月8日撮影

2・3枚目:推定キュウリグサ
 ワスレナグサを小さくしたような可憐な花。名前の由来はキュウリに似た匂いがするからじゃなかったかな(記憶曖昧)。2007年3月1日撮影

4枚目:オオイヌノ【略】
 名前の由来は・・【略】。2007年2月7日撮影