Entwives' Garden

2005年秋から始めた庭づくりの記録。

ワーズワースのように

I wandered lonely as a cloud

That floats on high o’er vales and hills,

When all at once I saw a crowd,

A host,of golden daffodils;

Beside the lake,beneath the trees,

Fluttering and dancing in the breeze.

                             (「水仙」 ウィリアム・ワーズワース作 より)



いつになく格調高く始まったこの記事。


・・・・・英語って疲れる~


というわけで(はい?)、
詩のこの後の部分も詩の意味も全部はしょって早速本題に入ることにしましょう。


さて、不安定ながらも暖かい日が続き、野山にも庭にも劇的な変化をもたらした三連休でしたね。
できることなら、空高く浮かぶ雲のようにさまよい歩いて過ごしたい3日間でしたが、食べるためには仕事を休む訳にもいかず、真面目にお勤めを果たしました。

降ったり止んだりの天気の中、せめてもと毎朝出勤前に庭をふらふら歩いていたら、

おおっ!

イメージ 1
                     白侘助の根元に黄金色の水仙の一群が!!

これは五十鈴さんからいただいた爪木崎土産の球根から咲いたスイセンです。
てっきり日本水仙かと思い込んでいましたが、これはまあ、なんとかわいらしいミニ水仙
テータテートでしょうか。
3球の球根から、こんなにたくさんの花が咲くなんて(写っているのは2球分)、うれしいなぁ。

そして、

イメージ 2
                               デジャヴ!?

ここはコブシの木の下、先日の「イングリッシュデイジー殺人事件」の現場付近です。
ここに植えたのは確か2シーズン目の球根です。白い水仙だとばかり思っていたのに、自分では植えた覚えのないミニ水仙。五十鈴さんのスイセンとよく似ています(これもテータテート?)。

なんでだろう~?とよくよく思い出してみると、去年「これ、あげるから増やしてね」と母から開花球を押し付・・じゃなくて貰ったもののような気がしてきました。掘り上げたことも忘れていたいい加減な育て主なのに、かわいく咲いてくれてありがとね♪

それからそれから・・

イメージ 3
                         庭の先住植物のラッパズイセン

越してきてから3度目の去年の春に花を付け出しました。
明るいレモン色の、端正な草姿です。


イメージ 4
                        真夜中に妖精のドレスになるスイセン

これも「あんたんとこで増やしてね~」と3年前に母が置いていったもの。
先住ラッパよりも濃い黄色の花びらににオレンジ色がかったカップ

並べてみても・・
イメージ 5   イメージ 6

左が先住スイセン、右が妖精のドレススイセン
この写真じゃあんまり違いがわかりませんね~(^^ゞ

カップの大きい水仙は全部「ラッパズイセン」だと長いこと思っていましたが、厳密な園芸分類でいうと、カップの部分が花びらと同じ長さかそれ以上のものを「ラッパズイセン群」、カップが花びらの3分の1以上で花びらより短いものを「大杯スイセン群」というそうです。
先住スイセンは立派なカップなので堂々と「ラッパ」ズイセンを名乗れますが、妖精のドレスの方はどうやら「大杯」のようですね。


さらに

イメージ 7
                               どど~ん!

なに? 爆発!?

いえいえこれまた、先住植物の八重咲きのスイセン
これも一昨年までは庭のあちこちで勝手に葉っぱだけ茂っていたものが、去年から花を咲かせるようになりました。
掘り上げて移植したいのですが、深いところに球根があるようで、なかなか実行できません。


ハッ、遅刻しちゃう・・

カメラ持って考え込んでないで、早く仕事に行きなさ~い!!

誰かに叱られたような気がしました。


春の女神様?