Entwives' Garden

2005年秋から始めた庭づくりの記録。

ダリアカタログと菊本

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写真1枚目は、ハウステンボスでもらってきたダリアカタログ。超豪華全4ページ(って紙1枚じゃん!)。
超巨大輪10種、巨大輪9種、大輪・中大輪各3種、全部で25種類掲載されている。
価格は、黒蝶 \1800('07のSカタだと \1500、Tキイ \1600)、ラベンダージャイアンツ \2300(Tキイ \1600)、天涯 \1800(Sカタ \1980)という感じ。



写真2枚目は、菊を見ると思い出す一冊
『フローリストは探偵中』 ジャニス・ハリソン著 野口百合子訳(集英社文庫) 2000年

表紙にガーデニング・ミステリーと書いてあるのに魅かれて読んだのだが、ガーデニング(庭づくり)とは全然関係ない話だったので読んでがっかりだった。
実際は、タイトルからわかるように生花店経営者の主人公が殺人事件に巻き込まれ・・・といった内容で、花の生産者や卸売り会社などの生花の流通に関わる業界を舞台したストーリー。

実は2000年に読んだきりなので、ミステリとしてのストーリー展開はほとんど覚えていない(^_^;;;
ただ強烈な印象として残ったのが、菊の希少な色の新品種をめぐって起きた事件で、鮮血のように真っ赤な菊を作出することが困難なことだと書かれていたことだった。
白黒ストライプの垂れ幕が似合いそうな菊の花を見るたびに、ついついこの紅い菊の表紙が目に浮かんでしまう。

読んだ当時は、とにかくガーデニングの話じゃなかったことに肩透かしを喰らったので、ミステリとして楽しむことができなかったが、今読み返せばもう少し面白く読むことができるかもしれないと思う。

ガーデニングブームに乗っかりたかったのかもしれないけれど、こんな余計な銘なんか打たなければよかったのにね。