Entwives' Garden

2005年秋から始めた庭づくりの記録。

春よ来い

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どうせ寒いのなら雪が降ればいいのに~!と昨夜呪文?を唱えたせいか、今日は朝から雪のちらつく一日でした。
空は晴れていて日が差している時間も多かったので積もらなかったのがちょっと残念‥!??
写真1枚目は朝8時40分ごろのうちの庭。「万里の長城」花壇周辺にちょっぴり積もったしょぼい雪。

写真2枚目
寒い日が続くと春がいっそう恋しくなるので、図書館でも春の花の名前がつく本に自然と手が伸びる…。

『れんげ野原のまんなかで』 森谷明子/著 東京創元社 2005年(ミステリ・フロンティア

 秋庭市のはずれのはずれ、ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中に立つ秋庭市立秋葉図書館。財政上の事情から辺鄙な場所に建てられてしまったお客の少ない図書館が舞台のミステリー。謎をを解くのはもちろん、ここで働く司書さん達。
 季節の移り変わりとともに持ち上がるいくつかの謎には「ささいな」「日常の」とは言い難い重くて悲しいものもあるけれど、読み終えた後には心に暖かいものが残ります。
 ネット書店のレビューを見たところ、図書館の描き方に不足があるという意見もあったけど、なかなかどうして、現場の司書が「ここまで書いていいの?」とドッキリするようなリアルなことまで書かれているのではないのかな~?と私は思いましたよ。図書館好きの方にはおすすめです。
 
 続編が読みたいなぁ。


*続編は今のところありません